革職人・藤林陽介が、長く使い続けられる丈夫さとともに、フォルム・佇まい・仕立てを極める美学をひたすらに追い求めている『88403』。そのひとつとして、総手縫いのステッチは、3mmピッチにこだわる抜き、美しさと温もりを感じられる仕立てへと導いています。さらに、高級麻糸ブランド「MeiSi」の手縫い糸は、厳選した原料に特別なワックス掛け・ブラシ磨きを施して真円に近づけている、高品質な上級ランク「MeiSi Superfine Linen Thread」を使用。そして、日本の革小物の伝統技法「切り目磨き」のコバは、ヘリ落とし・ヤスリがけ・染色布海苔(ふのり)での磨き・蜜蝋の溶かし込みと磨きを繰り返してネン引きを行うような、他よりも手間暇を必要とする製法を採用することで、さらなる高品位な仕上がりへと昇華させています。