外装には、日本の革産業を支える姫路の坂本商店が生み出している漆黒レザー「姫路黒桟革」を採用。表面のシボに漆が施された趣のある表情とは異なり、とても柔らかく肌触りが良い素材で、“ブラックダイヤモンドレザー”と称されているように、他にはない独特の光沢や深みのある色合いが魅力です。戦国時代から伝わる日本の伝統技法を駆使しており、日本で生まれた黒毛和牛の原皮を使って、姫路の伝統的な鞣し技法“白鞣し”で仕上げた革に、手もみしてできたシボの突起部分のみに本漆を何度も塗り込み、漆を染み込ませながら革と融合させるので耐久性がある優れた強度の革が生まれます。そして、金沢の箔職人が、赤みのある純金箔(24K/純度99.99%)を使用し、独自の技術による手作業にて、日本刀や潔さをモチーフにした斬り痕のような曲線を漆黒の革上で表現しています。