1864年創業の歴史と伝統を誇るドイツのタンナー、ペリンガー社(LUDWIG PERLINGER GmbH)で鞣された、最高ランクの革のひとつである「クリスペルカーフ」。世界で最も古いクロム鞣しタンナーと言われ、カーフ専門のクロム鞣しにおいては世界最高峰の高品質を誇り、ボックスカーフをメインとした皮革の製作を行っています。5世代に渡る革鞣しで培ってきた膨大な技術・経験・ノウハウを元に、牛が育つ環境から飼料に至るまで徹底した品質管理を行い、近代的な製造方法と融合させることで、世界に誇る最高品質の高級皮革を安定供給することを実現。牛革のなかでもキメが細かく柔軟な最高級品のカーフ(生後3〜6ヶ月の仔牛)を原皮に採用し、表面の水シボが光を美しく拡散させることで、青い月光が浮かんでいる水面のような静かで深い風合いが魅力です。その吸い込まれるような表情は、見る者すべてを魅了する透明感を創出。クロム鞣しでありながら、鞣し時間を短くしているので、革の表情を覆い隠すことなく、しっとりと馴染む経年変化も楽しめます。