イタリア・フィレンツェのバダラッシカルロ社(Badalassi Carlo Srl)が、1000年以上の歴史がある古代のタンニン鞣し製法“バケッタ製法”を蘇らせて誕生させた、表面に毛羽立たせる加工を施した牛革「プエブロレザー」。化学薬品を一切使用せず、植物性タンニンで時間をかけてじっくりと丁寧に鞣しています。イタリア語の“プエブロインディアンの集落”に由来した、民族的な表情を持つ革という意味が表すように、表面の起毛は和紙のような独特の風合いでザラザラした肌触りから、使用していくにつれ内側からのオイルが馴染み、3カ月程度で起毛部分が寝て表面はツルツルになり、その後は美しいツヤ肌になっていきます。経年変化による革を育てる楽しみが味わえる、高級素材のひとつです。