『FESON』が自社にて、ひとつひとつ牛革の表面にアドバン仕上げという特殊加工を施した「アドバンレザー」。鞣しの段階で、1層目に基本となるベース色を着色し、色が定着したら2層目にベースと同系色の濃い色を重ねます。そして、2層目の表面を部分的にパフ掛けなどで磨くように研磨を施すことで、削れた部分と残った部分が均一に馴染み、高級木製家具のようなアンティーク調で不揃いな独特の色ムラが誕生。さらに、使い込んでいくと、経年変化によりベースカラーが強調され、革本来の渋さや擦れなどによる癖が現れ、使い始めとは異なる風合いになっていくので、革を育てる楽しみが広がります。