革と同様に、さまざまな種類があり、それぞれに特色がある金具。『Kei Arabuna』では、硬いもの·粘りのあるもの·しなるもの·曲がるものなど、それぞれを自在に加工して組み合わせ、適材適所の金属パーツを製作しています。本製品のファスナートップである手打ち鋳造金具は、鉛と亜鉛の合金である真鍮を、叩いて成形する鍛造技術にて、粘度·硬度·耐摩耗性·耐熱性・耐荷重性などを実現しています。その他の金具として、ジッパーにはスイス·riri社や三重県朝日ファスナー社、ボタンにはイタリア·Flocchi社やPRYM社、バインダーにはドイツ·KRAUSE社を使用するなど、本製品との親和性が高いと見立てた素材を採用。さらに、ナスカンには、部品の破損が極めて少ないカシメ式の真鍮無垢材を採用するなど、金具にもこだわり抜いています。