1963年、イタリアで設立したMPG Industria Conciaria S.r.l(MPG社)による、植物タンニン鞣し牛革「ニューヨーク」。高品質の植物性鞣し牛革の製造を専門とするMPG社は、クロムなどの金属成分を一切使用せずに生産する、環境にやさしい手法を継承しています。ミモザなどの植物から採れる天然渋を用い、独自製造の工程と人に手による丁寧な加工を実践。このように作られた「ニューヨーク」は、オイルをたっぷり含みながらも、しっとり・さっぱりした質感で程よいしなやかさが特長の高級皮革で、使い込むほどにツヤが出て、味のある経年変化が楽しめます。また、染色される色彩によって、銀面のシボ感に個体差が生じますが、その自然な風合いがオリジナリティを高めて、革小物らしい雰囲気を創出。そして、長きに渡る経験とプロフェッショナル精神が注ぎ込まれ、自然素材へのこだわりを重視するとともに、ファッションにも敏感なので、つねに時代のトレンドに即した素材としても好評です。