かつて、レオナルド・ダ・ヴィンチが「シンプルさは究極の洗練である」という名言を残したように、再びシンプルなデザインが主流になっている現在。そこで、『Baggart』では、そのシンプルさをリスペクトしつつ、女性デザイナーならではの感性で、シンプルさだけではない、美しい面白さを融合させた独自性を追求。サイドケットと肩掛けショルダーの金具接続部に「ラージクロコダイル」のワンアクセントを挿し込むことで、ひと味違った個性的な美学をもたらしています。さらに、スクエアの縦向きにセンターに刻まれたステッチと、フロント最上部のオープンポケットが、新たなデザイン性を導き出しています。

外装には、植物タンニン鞣しにオイルシュリンク加工を施した「ピッグスキン」を採用。国内（日本エコレザー基準）だけでなく、海外の環境基準（REACH・RoHS・LOHAS・エコテックス）にも適合する安全な皮革で、通気性と耐摩耗にも優れた軽量な素材です。内装には、革色と同色系のコットンを使用し、さらなる軽量化を図っています。極度に素材を薄くすると、耐久性や耐摩耗性も失われがちですが、美しいデザインバランスを加味しつつ、職人の手仕事により細部にもこだわり抜き、丁寧に仕上げています。