イギリスでは馬の手綱や馬勒などの馬具用として有名で、とても丈夫な牛ステアを植物タンニンでじっくり60日間かけて鞣した、蝋引き加工のブライドルレザー「バーミンガム」。伝統的な茶芯のブライドルレザーとは異なり、芯まで染色していることで、ハリ・コシはありながらも比較的に柔らかめで、手にも馴染みやすい仕上がりになっています。また、たっぷりと長い時間をかけて表面に塗り込んだ蜜蝋・タ蝋・植物性油などの蝋分が、表面で固まって現れる白い粉“ブルーム”は、ブライドルレザーの象徴として有名。使い込むほどに摩擦でブルームがなくなっていき、ツヤ感が生まれていく経年変化を楽しめるとともに、強度・耐久性・撥水性に優れているのも魅力になっています。